療法食 商品紹介

チューブ・ダイエット
〈ヘパケア〉

犬用特別療法食消化態乳たんぱく質使用肝疾患用

チューブ・ダイエット〈ヘパケア〉
チューブ・ダイエット〈ヘパケア〉
チューブ・ダイエット
チューブ・ダイエット〈ヘパケア〉
チューブ・ダイエット〈ヘパケア〉
チューブ・ダイエット

肝疾患用の犬用高消化性経腸流動食(特別療法食)です。

この製品は食事療法食です。 獣医師の指導に従い給与してください。 食事療法食を与えている間は、定期的に獣医師の診察をお受けください。

※開封時、溶解時に見られる有色微粒子はミネラルパウダーによるもので、品質上の問題はありません。

内容量:20g×20包 パウダータイプ 窒素充填
原産国名:日本

商品説明

  1. 高消化性栄養素の組み合わせで十分量のエネルギーを供給します。
  2. たんぱく質原料は消化態乳たんぱく質を使用しています。
  3. 分岐鎖アミノ酸(BCAA)を高め、芳香族アミノ酸(AAA)を制限してFischer比を高め、アンモニアの解毒、たんぱく質合成の活性化を図りました。
    またAAA由来物質の過剰による脳神経機能の低下を避けました。
  4. アルギニンを増量、タウリンを添加しました。
  5. 脂質は過剰にならないよう調整し、代謝促進のためにL-カルニチンに配慮しました。
  6. オメガ脂肪酸の絶対量と比率に配慮しました。
  7. 食物繊維を配合し血中アンモニア濃度の上昇を避ける配慮をしてあります。
  8. 過剰な銅の摂取を避け、銅の蓄積を抑える亜鉛の含有量を高めました。
  9. 門脈圧亢進を避けるためナトリウムを制限し、十分なカリウム摂取が可能な配合としました。
  10. ビタミン類は所要量を十分にカバーしました。

原材料名

中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)含有調整脂肪、デキストリン、乳製品、消化態乳たんぱく質、必須アミノ酸類、卵黄粉末、ビタミン類、ミネラル類、タウリン、酵母エキス

成分

たんぱく質
20.0%以上
脂質
25.0%以上
粗繊維
2.0%以下
灰分
4.5%以下
水分
3.5%以下
BCAA(分岐鎖アミノ酸)
5300mg/100g
Fischer比
5
代謝エネルギー(ME)
519kcal/100g
たんぱく質由来熱量
17.00%
脂質由来熱量
51.80%

標準組成

リノール酸 6.26% 120mg/kg パントテン酸 12mg/kg
α-リノレン酸 0.53% 5.0mg/kg ナイアシン 70mg/kg
アラキドン酸 0.06% マンガン 14.0mg/kg ビタミンB6 5.0mg/kg
DHA 0.02% 亜鉛 300mg/kg 葉酸 1.0mg/kg
難消化性デキストリン 1.50% ヨウ素 5.0mg/kg ビオチン 0.1mg/kg
ミルクオリゴ糖 0.50% セレン 0.11mg/kg ビタミンB12 0.030mg/kg
カルシウム 0.65% ビタミンA 7000IU/kg コリン 1500mg/kg
リン 0.50% ビタミンD 700IU/kg アルギニン 1.20%
カリウム 0.70% ビタミンE 150IU/kg タウリン 0.10%
ナトリウム 0.27% ビタミンK 0.15mg/kg ヌクレオチド 100mg/kg
塩素 0.60% ビタミンB1 8.0mg/kg    
マグネシウム 0.05% ビタミンB2 5.0mg/kg    



標準給与量

1日当りの標準給与量(g)
犬体重
kg
肝疾患安静時 健康維持時
標準給与量
g/day
熱量所要量
kcal/day
ratio/安静時 標準給与量
g/day
熱量所要量
kcal/day
ratio/安静時
1 16 83   25 132  
2 27 139   43 222  
3 36 188   58 301  
4 45 233   72 373  
5 53 276   85 441  
6 61 316   98 506  
7 68 355   109 568  
8 76 392   121 628  
9 83 429   132 686  
10 89 464   143 742  
20 150 780   241 1248  
30 204 1058   326 1692  
40 253 1312   405 2100  
50 299 1551   478 2482  

注意事項

1. 標準給与量は上記の通りですが、給与の1日目には標準給与量の1/3量、2日目には2/3量、3日目には全量給与を目安としてください。
2. 給与回数は1日に2回以上とし、状態に合わせてお使いください。
3. 濃度、給与方法、給与速度などは年齢、種類、体重、症状など状態に合わせてお使いください。
4. 溶解する容器、給与器具は常に清潔で、乾燥したものをご使用ください。
5. 溶解は清潔な場所で行い、細菌に汚染されないようにご注意ください。
6. 溶解後は2時間以内にご使用ください。
7. 完全に溶解しないとチューブ(カテーテル)に詰まることがあります。充分に溶解してからご使用ください。
8. 哺乳器などに入れて振盪すると脂肪分が分離しますのでご注意ください。
9. 60℃以上の温湯での溶解はビタミン類の破壊等を来す原因となりますので、避けてください。

溶解方法および給与方法

1.経口給与の場合
〔溶解方法〕チューブ・ダイエット〈ヘパケア〉1に対し微温湯(40℃前後)を1~2の割合【例 へパケア20g:微温湯20~40ml】で容器にとり撹拌してペースト状に溶解します。
〔給与方法〕シリンジ等を使用して動物の口腔内に静かに注入します。
2.経管給与の場合
〔溶解方法〕チューブ・ダイエット〈ヘパケア〉1に対し微温湯(40℃前後)を3~5の割合【例 へパケア20g:微温湯60~100ml】で使用します。まず、チューブ・ダイエット 〈ヘパケア〉の全量を容器にとり、微温湯の半分量をこれに加えます。撹拌しペースト状にして3〜4分間程度放置した後に残り半分量の微温湯を加えて更に撹拌します。
〔給与方法〕シリンジ等を使用して経鼻カテーテル、経口胃カテーテル、カテーテル食道瘻、胃瘻、空腸瘻等を介して給与してください。